マズローから学ぶ心理学

人間の欲求には

実は段階があります。

 

自分がどの欲求段階にあるのか?

目の前の人の欲求はどの段階なのか?

 

私自身、

人間心理を見るうえで

もっとも参考にしている

指標の一つです。

 

マズローの五段階欲求』

 

人間の欲求には

大きく5段階存在します。

 

現在の欲望が満たされない限り、

次の欲望を感じることができません。

 

たとえば、

食糧を何も食べれていない

今にも餓死しそうな人に

 

「いい結婚相手を無料で紹介しますよ。」

 

と言っても

「そんなもんいらないよ。早く食糧くれ」

と言われるはずです。

 

逆に

家も食べ物も衣類もすべてが

満足にそろっていて、

パンクしそうなくらいお腹パンパンの人に

 

「とびっきりおいしい神戸牛を今だけ無料で振舞います。」

 

といっても

「いや・・・今吐きそうなくらい苦しいからやめとくよ」

と言われると思います。

 

つまり

人間の欲求は満たされるごとに

変動するんです。

 

そしてその段階が満たされない限り

次の段階の欲求は感じられないんです。

 

その欲求を五段階に分けると

 

第一段階:生理的欲求

第二段階:安全欲求

第三段階:親和欲求(所属と愛の欲求)

第四段階:承認欲求(自我の欲求)

第五段階:自己実現欲求

 

 

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人間の欲求は

下のステージからしか

満たせないようになっています。

 

まずは最も底辺の欲求から・・・

 

第一段階:生理的欲求

生きるために必要最低限の欲求です。

 

「食べ物が欲しい」「疲れたから寝たい」

「セックスしたい」「おしっこしたい」など

 

生物的本能の欲求段階です。

 

日本人のほとんどは

これらの最低限の欲求は満たせています。

 

 

第二段階:安全欲求(安定思考)

 

食べ物もそれなりに食べられているし、

生物として必要最低限の欲求は

満たせているけど・・・

 

「家もちょっとボロボロだし」

「台風や地震が怖いな・・・」

「寝込みを襲われるかも・・・」

 

このように

生理的欲求は満たされた段階で

芽生える欲求段階です。

 

なんとか食べていけてるけど

テロや殺人が頻繁に起こる国

治安の整っていない地域に住んでいれば

この段階の欲求になります。

 

また地震や災害により避難する事態に

なったときにも感じやすくなります。

 

第三段階:親和の欲求

ここからが

精神的欲求段階に入ってきます。

 

第二段階までの物理的なものが

満たされた状態です。

 

「友達が欲しい」「恋人が欲しい」

「仲良くなりたい」

「一人は嫌だ」「さみしい」

 

このような感情が現れます。

 

この欲求が満たされないとき

人は孤独感に苛まされます。

 

たとえば

恋人から突然別れを告げられたとき

別れたくないと思います。

 

いじめられてばかりだと

仲良くしてくれる人を

欲します。

 

日本人のほとんどは

物質的欲求は満たされているため、

精神的欲求段階にいます。

 

 

第四段階:承認欲求(自我の欲求

「認めてほしい」「一人前だと思われたい」

「自分を証明したい」「注目してほしい」

「褒めてほしい」「愛してほしい」

など

 

自分の自我を満たしたい

欲求段階になります。

 

自分の存在を認めてもらえない

 

もしくは

認めてもらえてないと

思い込んでいる人に

沸き起こります。

 

友達もいる。

恋人もいる。

会社や学校にも所属している。

 

でも

周りの人間関係がうまくいってない

 

日本人にもっとも多い欲求です。

 

 

第五段階:自己実現欲求

「夢を実現したい」「新しいことを始めたい」

「何かを生み出したい」など

 

第四段階が満たせた状態で

生まれる欲求です。

 

この段階に到達して初めて

純粋な自己実現のために

行動できるようになります。

 

 

たとえば

 

「将来、結婚して旦那さんや子供といっしょに

円満な家庭を作って、休日はドライブに出かけたり

幸せいっぱいの人生を送りたいな」

という夢があったとします。

 

しかし、

恋人から愛情を受けてない状態では

心からそう思うことはできないのです。

 

夢を実現したい想い以前に

「恋人に自分の気持ちを理解してほしい」

「愛してほしい」という欲求を

潜在意識が求めてしまうからです。

 

このように

自分の欲求段階はどこにあるのか?

相手の欲求段階はどこにあるのか?

 

それを意識して見ていくと

人間関係が見えてきます。

 

 

「ああ・・・この人今寂しいだな。

じゃあ、友達紹介してあげるか。」

 

「この人は恋人関係が満たされたないのね。

私の友達にこの人と合う人いないかな?」

 

「この人ブランドの自慢ばかりする人ね。

この人自身を認めてくれる人いないのかしら?」

 

相手が満たされてないものが

見えてきますよね?

 

かなり重要な部分なので

覚えておいてください。

 

人間関係を改善は

マズローの欲求段階を上げること』

にフォーカスを当てます。

 

 

あなた自身がある程度、

満たされていることが条件ですが

『先に相手の欲求を満たしてあげること』

 

それができれば

『返報性のルール』が働き

あなたに返ってきます。

 

もし、あなたがその人に必要な人を

紹介したら、いつか何かの形で

あなたの元に返ってきます。

 

ポイントは

あなた自身が満たされた状態であること。

見返りは求めないこと。

自己犠牲的にならないこと。

 

私も昔、そうでしたが

日本人は自己犠牲に美徳を感じるような

洗脳を受けています。

 

映画などで誰かのために

犠牲になる主人公を見たら

皆、涙を流して感動しますよね。

 

これが日本人に植えつけられた

一番のトラップでもあります。

 

自己犠牲を払おうとするときは

相手のことを考えているようで

自分のことも考えてしまいます。

 

「これだけ人にやってる俺エライな」

「これだけやってやってるのにあの人は・・・」

そういう見返りを求める感情が

わずかに混じります。

 

中途半端な奉仕は

逆に苦しくなりますし

自分犠牲をすると

心のどこかで見返りを求めます。

 

99%頑張ってる状態が一番苦しいんです。

 

何でもそうですが

100%フォーカスできた瞬間

フロー状態になり

エゴを捨てきることができます。

 

それができたとき

あなたの理想の人間関係は

引き寄せられてきます。

 

長くなりましたが、

最後までご覧いただき

ありがとうございました。